オックスフォード大学研究報告:新型コロナからの再生にはCO2ネットゼロ対策を重視すべき
[5月4日、ロンドン] オックスフォード大学、ケンブリッジ大学やロンドン・スクール・オブ・エコノミクスなどの研究員が5月4日に新型コロナウイルスからの再生に関する研究報告書を発表しました。ThinkESGでは、その研究の主な結論をまとめました。 CO2排出量実質ゼロへの移行は、COVID-19からの回復に大きく貢献する。 英国は、各国が提案している経済救済パッケージを、COP26に至るまでに、温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定とCO2排出量実質ゼロ戦略との整合性を評価するためのガイダンスと方法論を提供 ...
コロナショックの中、ESG投資ファンドの実績は市場平均を上回った。
【5/5、世界市場】 これまでのESGの台頭は強気相場とタイミングが重なっていたため、コロナウイルス市場のパニックにおいて、運用会社が弱気相場をどう乗り切るのか、持続可能なポートフォリオの株式や債券は持続的な暴落の中でどうパフォーマンスを発揮するのか、といった疑問があがっていました。 そこで、世界有数の金融サービス会社、アリアンツ・グローバル・インベスターズが持続可能で責任ある投資信託のパフォーマンスを分析した結果、第1四半期における「景気後退時の回復力」において、サステナブルな戦略の大部分が様々な市場の ...
オーストラリア最大の石油・ガス会社に対し、株主が温室効果ガス目標の設定を要求
【4/30、豪州】オーストラリア最大の石油・ガス会社、ウッドサイドの株主の大半は、ガス生産への大規模な投資計画が地球温暖化対策の国際的枠組みのパリ協定にどう整合するかを説明するよう同社に求めました 意見を述べた同社の投資家の半数強が、パリ気候協定の目標に沿ったCO2削減目標を設定し、自社の排出量と、アジアを中心とした同社製品の消費者が排出する「スコープ 3」のCO2排出量の両方を削減することを求める動議を支持しました。 この動議はまた、同社の役員報酬方針が排出量目標を確実に達成するよう奨励しているかどうか ...