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2021/8/10

バイデン大統領「自動車の未来は電気」

ジョー・バイデン米国大統領は8月5日、米国で販売されるすべての新車およびトラックの50%を、2030年までにゼロエミッション車にすることを求める大統領令に署名した。これは、バイデン政権が、米国における最大の温室効果ガスの排出源である自動車からの排出量を削減することで、気候危機に対処する計画の一環である。 欧州や中国では、規制、消費者へのインセンティブ、自動車メーカーや電池メーカーへの補助金などを用いて、すでに電気自動車の普及に力を入れてきた。バイデン大統領が同様の戦略をとることを表明したことは、世界の3大 ...

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2021/7/31

世界最大規模のネット・ゼロ投資ファンドが誕生

ブルックフィールド・アセット・マネジメント(Brookfield Asset Management)は、 「ブルックフィールド・グローバル・トランジション・ファンド(Brookfield Global Transition Fund - BGTF)の初回決算を70億米ドル(約7700億円)で行うことを発表し、温室効果ガス排出実質ゼロへの世界的な移行を加速する投資機会に特化した世界最大規模の投資ファンドを設立した。 ブルックフィールド・グローバル・トランジション・ファンドは、元イングランド銀行総裁で、国連の ...

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2021/7/26

【GSIA 2020】世界のサステナブル投資、過去4年間で55%増

全体的な世界像とその総額  グローバル・サステイナブル・インベストメント・アライアンス(GSIA)は、2020年初頭、5つの主要市場において、世界のサステナブル投資額は世界の運用資産総額の約3割に匹敵する35.3兆米ドルに達し、過去2年間(2018年~2020年)で15%、過去4年間(2016年~2020年)で55%増加したと最新調査報告書で発表しました(図1)。 図1 世界のサステナブル投資額の推移(2016-2018-2020年)(10億米ドル) (出所:GLOBAL SUSTAINABLE INVE ...

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2021/7/22

アマゾン熱帯雨林、毎年日本分のCO2を排出

アマゾンの熱帯雨林は、現在、吸収できる量よりも多くの二酸化炭素を排出していることが、科学者によって初めて確認された。その量は年間10億トンで、世界第5位の温暖化ガス排出国である日本の年間排出量に相当する。 研究者らによると、巨大な森林は、これまでは温暖化を引き起こしている二酸化炭素を吸収する炭素吸収源であったが、現在は温暖化の加速を引き起こしているという。 CO2排出量のほとんどは火災によるもので、その多くは牛肉や大豆を生産するための土地を整地するために意図的に行われている。しかし、火事がなくても、気温の ...

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2021/7/16

西オーストラリア州、世界最大級グリーン水素ハブを目指す

西オーストラリア州の南海岸に、50ギガワット(5千万キロワット)という驚異的な風力・太陽光発電容量を持つ世界最大の再生可能エネルギー・ハブが提案されており、オーストラリア国内および輸出用に数百万トンのグリーン水素を製造する計画が発表された。 「西部グリーン・エネルギー・ハブ」と呼ばれるこの1,000億豪ドル(約82兆円)規模のプロジェクトは、前例のないものである。このプロジェクトは、オーストラリアのあらゆる種類のプロジェクトの中でも最大級のものであり、オーストラリアの主要送電網の総発電量に匹敵する規模とな ...

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2021/7/9

運用資産43兆ドルのアセットマネジャーがネットゼロを目指す

7月7日、6.8兆米ドルの資産を有する大手資産運用会社41社が新たに「ネット・ゼロ・アセットマネージャーズイニシアティブ(NZAMI)」に加盟した。 同イニシアチブに加盟するアセットマネジャーは、2050年またはそれ以前に、投資先ポートフォリオ全体でネット・ゼロ・エミッションの達成を目指し、2030年までの中期的な排出量削減目標を設定するために、顧客と協力することにコミットする。今回の加盟により、43兆ドルの資産を運用する128社の運用会社が、カーボンニュートラル達成に整合したポートフォリオ構築に挑む。同 ...

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2021/7/5

ボルボとメルセデス・ベンツ、グリーン・スチールでクルマを生産

世界中の自動車メーカーが、温室効果ガスの排出量を削減するために電気自動車や水素自動車の生産に力を入れている中、ボルボとメルセデス・ベンツは自動車生産に伴う主要な排出源である鉄鋼生産の脱炭素化に注力している。両社は2025~2026年までに化石燃料を使用しない鉄鋼「グリーンスチール」を使用した車両の発売を目指す。 ここから先は「ThinkESG プレミアム」会員限定の コンテンツです。 4つの特典が受けられる「ThinkESG プレミアム会員(1ヶ月定期購読)」の詳細についてはこちらをご覧ください。 「Th ...

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2021/6/29

[米国]34のESG株主提案が過半数の支持を獲得

6月24日、米国のProxy Previewは、前例のない2021年の米国における株主総会シーズンについて、環境・社会・ガバナンス(ESG)関連の株主決議に対して34件の過半数の投票があったという新しいレポートを発表した。 米国では、これまでに34件のESG株主提案が過半数の支持を獲得し、昨年の21件の記録を更新した。年内にはさらに増える見込みだ。また、昨年は70%の支持を超えた決議は2件のみだったが、今年は17件となった。 また、80%以上の支持を獲得したのが8件、90%以上の支持が6件あった。90%以 ...

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2021/6/27

【7月25日開催】ESGスクール#5~ESG投資実践のコツ~

ESGスクール#4:「ESGの「G」の重要性」 #5:「ESG投資実践のコツ」日時:7/25(日)17:00 - 18:30 TOPICS インベストメントチェインを理解する ESG投資の種類 ファンド選びの5STEP ESG投資実践に参考になる情報元 参加費:500円(*プレミアム会員無料) 【お申し込みはこちらから】 ここから先は「ThinkESG プレミアム」会員限定の コンテンツです。 4つの特典が受けられる「ThinkESG プレミアム会員(1ヶ月定期購読)」の詳細についてはこちらをご覧ください ...

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2021/6/22

「ESGウォッシュ」に騙されないための4つのポイント

「ESG投資信託」や「ソーシャル・インパクト・ファンド」など、金融機関が環境や社会に配慮した投資商品を販売するケースが増えてきている。それに伴い気候変動や社会的課題に挑戦している企業を対象にした投資信託やインデックスファンドなどが増えていることは心強いことだが、一方で、個人投資家にとってそれらのファンドが社会的に本当にポジティブな影響があるのか、それとも単なるマーケティング手法の一環でしかないのかの見極めが難しい場合がある。そうした中、ThinkESGでは「ESGウォッシュ」に騙されないための4つのポイン ...

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