shin83

ESGニュース

2020/9/16

投資家団体 Climate Action100+:温室効果ガスネットゼロ企業ベンチマークを設定

500以上の機関投資家が参加する投資家団体Climate Action 100+運営委員会は世界最大の温室効果ガス排出企業161社のCEOと取締役会議長に宛てて書簡を送付した。これは温室効果ガス排出量実質ゼロ(ネットゼロ)の達成を目指す事業戦略の導入と、気候変動対策強化の目標設定を企業に対して呼びかけるものだ。また、この書簡では企業がネット・ゼロ企業になるための進捗状況を評価するベンチマークを設定することを通知した。 Climate Action 100+は2017年に発足した。温室効果ガス(GHG)排出 ...

ESGブログ・意見

2021/5/13

ESG投資におけるダイバーシティの重要性

今回はESGのSとGに関わる「ダイバーシティ」(多様性)についてお届けします。ビジネスにダイバーシティを取り入れることで、企業のパフォーマンスが高まるという研究結果が多く発表されています。しかし、日本の職場環境は依然として同質的であり、ダイバーシティを導入しないことは将来的にリスクを抱えることが明らかになっています。投資先として、ダイバーシティを重視する企業をどのように判断するべきかをご紹介します。 ダイバーシティとは? ダイバーシティは年齢、性別、国籍、学歴といった「個人や集団の間に存在しているさまざま ...

ESGニュース ESG投資

2020/10/6

野村ESGファンド ラインナップを紹介

先月、野村証券は新しく「ESG商品ラインナップ」を新設した。このラインナップは「環境全般」「医療全般」「水全般」「全般」の4つに分類されている。その中6本の投資信託を紹介する。 環境全般 野村ブラックロック循環経済関連株投信(愛称:ザ・サーキュラー) こちらは、8月24日に新設されたばかりのアクティブ型のファンドだ。新興国を含む世界各国の金融商品取引所に上場している企業の株式を主要投資対象とし、米ドル売り円買いか為替ヘッジなしかを選択できる。名前の通り、米国・ニューヨークに本拠地を置く、ブラック・ロックが ...

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2020/9/9

「システム・ポジティブ」な企業とは?元副大統領ゴア氏の投資ファンドが新投資ガイドラインを公開

  元米国副大統領のアル・ゴア氏が創設者の一人である投資ファンド、Generation Investmentは投資家向けのガイドラインを公開した。当ファンドは持続可能な社会の実現によって成長すると想定される「システム・ポジティブ」な企業に投資している。 このガイドラインでは、現在公開されているESGデータには限界があると言及。データは多くの場合未来ではなく過去の実績に基づき、商品やサービスの本質的サステナビリテイよりも、どのように長期的で責任のある事業を展開するかという「方法」に焦点を当てている ...

ESGニュース

2020/9/9

メルセデスベンツ、2040年までに炭素排出ゼロへ:アマゾンに電気自動車を提供

  メルセデス・ベンツはアマゾンの「気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)」に参加し、2040年までにゼロ・カーボン・ビジネスを目指すと発表した。また、同日アマゾンに1800台以上の電気自動車を提供することを認めた。 メルセデス・ベンツの親会社であるダイムラーは、今後20年以内に全車種をカーボンニュートラルにすることを決定。今年末までに、5台の100%電気自動車と20台以上のプラグインハイブリッド車で構成される車両ポートフォリオを有することになる。そのうちの1台がeSp ...

ESGブログ・意見

2020/9/7

ThinkESG 初PV公開!

ThinkESG初PV公開!🎥 ESG投資を始めるには、まずどんな知識が必要なのでしょうか? なぜESGリテラシーの向上が必要なのでしょうか? ThinkESG編集長・古野 真(ふるの しん)が解説します。 ▶︎ ThinkESGとは? Think ESGは「未来につながる、ESG投資を」をコンセプトとする金融・投資情報サイトです。サステナブルな資産運用に関心がある投資初心者向けに、ESGの基礎知識、ESG投資ノウハウや最新ニュースなどを配信しています。 ThinkESGについて詳しく知りたい方は、こちら ...

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2020/9/6

SDGs x インパクト投資

持続可能な開発目標(SDGs)とは、地球規模課題を受けて、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すために採択された国際目標です。(*1 ) SDGsを達成するための手段として、インパクト投資が注目を集めています。 SDGsとは 持続可能な開発目標(SDGs)は2015年に国連総会で採択されました。17のゴール・169のターゲットから構成されており、「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを理念に掲げています。 (出所:外務省) 資金源は①開発途上国自身による資金拠出、②先 ...

ESGニュース

2020/9/3

GPIF: 温暖化を1.5℃-2℃未満に抑えると、日本企業の価値が増大

年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が発表した「2019年度ESG活動報告」は、今まで経済的コストになると考えられてきた温暖化対策は、中長期的に日本企業の利益になることを明らかにした。温暖化を2℃未満に抑えることで、ポートフォリオ全体の価値が2.63%(その内日本企業の株式は12.3%増)、さらに1.5℃未満の場合は17.57%増大すると予測した。 GPIFは気候バリューアットリスク(以下、CVaR : Climate Value-at- Risk)という手法を用いて分析を行った。この手法では、前 ...

ESGニュース

2020/9/3

「CSR企業ランキング」業種別トップ10が発表:NTTドコモを抜いてKDDIが総合トップに

信頼される会社をCSR(企業の社会的責任)と財務の両面から評価する「CSR企業ランキング」の業種別結果が東洋経済によって明らかとなった。 総合トップはKDDIであったが、CSR活動は業種・業態によって行える活動に差があるため、各企業のCSRの取り組みを評価する際は、全体の順位と合わせて業種ごとにも見ていく必要がある。 業種 業種別ランキング1位 総合得点 情報・通信業 KDDI 575.0 パルプ・紙/化学 花王 567.0 電気機器/精密機器 富士ゼロックス 560.2 食料品 JT 563.6 機械 ...

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2020/9/1

「日本企業も“ファッション協定”に参加を」小泉環境相が提言

小泉進次郎・環境大臣は26日、NPO団体ファッション レボリューション ジャパンの提言を受け、伊藤忠商事や豊島、ファーストリテイリング、H&Mジャパン、アダストリア、帝人フロンティアなど9社のファッション企業との意見交換会を行った。意見交換会はファッションレボリューションジャパンが小泉大臣に「サステナブルなファッションの促進に向けた提案」を提出したことから実現した。 ファッション企業が自社の取り組みを説明しているのを聞き、小泉大臣は「手元の報道媒体にある“ファッション トランスペアレンシー インデ ...

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