国連

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2023/11/24

【COP28連載④】EU議会、2025年までに化石燃料補助金を世界的に廃止するよう要求

EU議会は、パリ協定の実施状況を検証する国連気候変動会議COP28に向けた要求事項を採択した。 賛成462票、反対134票、棄権30票で採択された同議会決議は、国連気候変動会議COP28に向けたEUの戦略的目標をまとめたものである。 同決議案は、「できるだけ早く、遅くとも2025年までに」、国レベル、EUレベル、世界レベルで、すべての直接的および間接的な化石燃料補助金の廃止を求めている。 また、2030年までに再生可能エネルギーを3倍、エネルギー効率を2倍にするという世界的な目標を支持するとともに、化石燃 ...

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2023/11/19

【COP28連載③】世界の化石燃料生産計画、パリ協定と矛盾する

11月8日、国連環境計画(UNEP)などが2023「生産ギャップ報告書」を発表した。*1 報告書によれば、2030年時点での化石燃料生産量の予測は、パリ協定の1.5度目標を達成するシナリオ値の2倍であり、適切かつ公平なエネルギー転換に疑問が生じている。今月末、11月30日からアラブ首長国連邦(UAE)・ドバイで国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)が実施されるが、化石燃料の段階的な廃止がどのように各国首脳らに議論されるか注目される。 「生産ギャップ報告書」とは この報告書は2019年に初めて ...

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2023/11/24

【COP28連載②】世界のCO2排出量は2030年までにわずか2%減少 - 国連

国連は11月12日に発表した最新の報告書で、各国の気候変動対策計画では、2030年までに二酸化炭素排出量を2019年のレベルからわずか2%削減すると推定し、温暖化を1.5℃に抑えるために必要な43%の削減にはほど遠いと警告した。 国連気候変動枠組み条約(UNFCCC)の事務局長サイモン・スティール氏は、毎年恒例の気候変動に関する評価で、世界はパリ協定の目標達成から「大きく外れている」と指摘し、今月ドバイで開催される国連気候変動会議(COP28)で、すでに増加する洪水、熱波、暴風雨に悩まされている世界にとっ ...

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