富裕層投資家の約半数 今後5年以内にポートフォリオ完全サステナブルに
HSBCアセットマネジメントの意見調査により、香港、中国、シンガポール、英国の富裕層投資家は今後のサスティナブル投資の動向について下記のように考えてるという 3分の2近くの投資家(61%)が、パンデミックの影響で投資方法を見直したと回答 大半(82%)が、持続可能性、環境、倫理的な問題を「かなり重要」または「非常に重要」と回答 3分の2以上(68%)が、自分の投資が「より良い復興」のための活動を支援することを望んでいる 約半数(46%)は、今後3年から5年の間に、ポートフォリオのすべてが持続可能な投資で構 ...
43銀行がネット・ゼロ・バンキング・アライアンスを設立
4月22日に開催されたバイデン大統領主催の気候変動リーダーズサミットの前夜に、国連環境計画金融イニシアチブ(UNEP FI)は、世界の主要な銀行43行を集め「ネット・ゼロ・バンキング・アライアンス」(NZBA)を新たに設立した。 UNEP FIが主催し、プリンス・オブ・ウェールズの持続可能な市場イニシアチブ(SMI)の金融サービス・タスクフォースと共同で立ち上げた業界主導のNZBAは、資産運用会社やアセットオーナーによる脱炭素化への取り組みに続き、温室効果ガス排出量実質ゼロ(ネットゼロ)の実現を目指す最も ...
2030年温室効果ガス削減目標:日本は46%、米国は52%
本日4月22日、菅義偉首相は、米国バイデン大統領主催の気候変動リーダーズサミットに先立って、日本として2030年までの温室効果ガス排出削減目標を「2013年度比46%削減」とし、「50%の高みに向けて挑戦を続ける」と発表した。バイデン大統領は、米国が2030年に経済全体の温室効果ガス排出量を2005年比で50-52%削減するという新たな目標を発表した。この2つの発表により、米国と日本は、2050年の温室効果ガス排出実質ゼロ達成に向けた世界的な機運を一気に高めたといえる。 しかし、世界の温暖化対策をリードす ...
温暖化ガス削減目標2030年までに50%を、208企業が政府に要請
気候変動イニシアティブ(JCI)は、19日、温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定を実現するために、菅総理大臣、茂木外務大臣、梶山経済産業大臣、小泉環境大臣に対し政府の2030年温室効果ガス目標を「45%を超え、50%削減へのチャレンジを」求める公開書簡を公開した。 この書簡のベースとなる「JCIからの日本政府へのメッセージ」には、290団体(企業 208、自治体 22、その他団体・NGOなど 60)が賛同し、名を連ねた。その中、ソニー、ソフトバンク、第一三共、サントリー、Zホールディングスなどを含む約 ...
ジョニーウォーカー2030 年「グリーンウイスキー」へ
スコッチウイスキーのトップブランドである「ジョニーウォーカー」は、2030年までに、ウイスキーの製造においてCO2排出ネット・ゼロを達成すること、すべての直接事業において100%再生可能エネルギーを使用すること、そしてリサイクル可能、再利用可能、堆肥化可能なパッケージングを100%使用することなどを含む、新しいサステナビリティ・イニシアチブを発表した。 また、「穀物からグラスまで」のサスティナブルデザインにより、農家や穀物サプライヤーが持続可能な農法を導入することを支援し、ウイスキーの優れた品質を維持しな ...
米国の航空会社団体(A4A) 2050年までにCO2ネットゼロを目指す
米国の大手航空会社を代表する業界団体「Airlines for American(A4A)」は加盟航空会社が2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにすることを目指し、業界内および政府指導者と協力して取り組むことを発表した。 その一環として、デルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空などを含むA4A加盟航空会社は、2030年に20億ガロンの持続可能な航空機用燃料(SAF)を米国の航空機運航に利用できるよう、商業的に利用可能なSAFの生産および展開の迅速な拡大に向けて、関係者と協力していくことを発表し ...
速報:米国は2030年までに温室効果ガス削減50%を検討
ブルームバーグの取材によると、ホワイトハウスは、米国の温室効果ガス排出量を10年後までに50%以上削減するという公約を検討しているという。この目標は、オバマ政権下の削減目標の約2倍に相当し、電力、運輸、その他のセクターに劇的な変化をもたらすものだ。 この削減目標はまだ策定中であり、変更される可能性もあるが、ホワイトハウスは、地球の平均気温が産業革命以前の水準から1.5度以上上昇するのを防ぐために、世界的な行動を促す一環として掲げる姿勢を強める。バイデン政権は、4月22日に開催される「気候リーダーズサミット ...
資産運用会社の気候変動対応ランキング:世界最大30社を評価
ロンドンを本拠地とするグローバルな気候変動シンクタンク「InfluenceMap」が「アセットマネージャーと気候変動」2021年報告書を発表した。同報告書は、世界最大手30社の資産運用会社の投資ポートフォリオ構成、投資先企業との建設的対話、そして議決権行使を含むスチュワードシップ活動の気候変動への対応を評価するものである。 世界最大級のアセットマネジメント・グループは、その保有株式数でみると、世界の気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分下回る水準まで抑制するというパリ協定の目標達成から8%〜27%逸れ ...
Business of Fashion ファッション業界のサステナビリティ・ランキングを公開
第1回のビジネス・オブ・ファッション(BoF)サステナビリティ・インデックスは、世界の気候変動問題や持続可能な開発目標(SDGs)の解決に合わせてファッションビジネスを行うために、今後10年間で達成しなければならない野心的な環境・社会目標に対して、ファッション業界の大企業のパフォーマンスをベンチマークした。 このインデックスは、ラグジュアリー、ハイストリート、スポーツウェアのカテゴリーに属するファッション業界の最大手企業15社のパフォーマンスを厳密にベンチマークするために公開情報を調査し、世界的に著名な専 ...
[イベントレポート] ESG SCHOOL #1 ESG投資実践に向けての第一歩
ThinkESG主催の「ESG SCHOOL #1 ESG投資実践に向けての第一歩」 が3月28日にオンラインで開催されました。当日は、古野編集長の講義による、そもそものESGの意味や、ESG投資が世界で注目されている流れなど、ESG投資に関する基本的なインプットを中心に、ライブアンケートやディスカッションを通じた参加者とのインタラクティブな交流など、盛り沢山の内容を17名の参加者と共有しました。 ThinkESGとして初めてのイベント開催で、いつもThinkESGを応援してくださっている読者のみなさ ...