shin83

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/11/20

    COP26特集: 排出量取引ルールで合意

    国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)において、5年以上にわたる集中的な交渉の結果、世界各国の政府はパリ協定第6条に基づく排出量取引市場の基本ルールを決定した。今回の基本ルールに基づき、他国の排出削減量を示すカーボン・クレジットを購入することで、購入した国が自国の排出量から差し引き、温室効果ガス削減目標を部分的に達成できるようになる。具体的には他国での森林の保護や再生可能エネルギー施設の建設などに貢献することでカーボンクレジット(排出量削減量の証明書)を創出することが可能となり、その排出削減 ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/11/19

    140カ国がネットゼロ約束、問われる具体策

    Climate Action Tracker (CAT)が発表した最新の研究によると、気候変動対策を話し合う国際会議(COP26)で各国政府が発表した温室効果ガス削減目標がすべて達成されても、世界の平均気温の上昇は今世紀末までに2.4℃を超えるという。これは、世界の気温上昇を産業革命前から1.5℃以内に抑えるというパリ協定の努力目標をはるかに超えてしまう。CATは、多くの国は温室効果ガス排出量を実質ゼロにするという長期目標を宣言しているが、短期的目標の「信頼性、実行性、コミットメントの面で大きなギャップが ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/11/20

    COP26グラスゴー合意の成果まとめ

    気候変動対策を話し合う国連気候変動会合COP26で2週間以上にわたる激しい交渉の末、約200カ国が11月13日に「グラスゴー気候合意」を採択した。本記事では、グラズゴー合意の成果を大きく四つ取り上げる。 <成果1>気温上昇を1.5℃に抑えるために各国の野心目標の強化  今回の合意では、地球温暖化を引き起こす温室効果ガスの排出量を削減するために各国がこれまでに行ってきた取り組みが、パリ協定の努力目標である地球温暖化が産業革命前の気温よりも1.5度を超えることを防ぐためには十分ではないことを認めた。この問題を ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/11/12

    COP26第一週レビュー

     10月31日に開幕したCOP26サミットでは、世界各国の首脳、外交官や企業らが次々と気候変動対策に関する発表を行った。今年の会議では、「Keeping 1.5 alive(1.5℃目標の達成を可能とする)」が非公式の標語となっているという。 気候変動対策の厳しい現実として、各国の政府や企業、金融機関が排出量削減の野心を強めているが、額面通りに受け止め、最大限のフォローを想定したとしても、パリ協定で定められた地球の平均気温を産業革命前に比べて1.5℃の上昇を下回る気温を維持するには、COP26での誓約は足 ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/11/8

    COP26で日本が再び「化石賞」受賞した理由とは

    英グラスゴーで10月31日、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議(COP26)が始まった。COP26には、2030年までに温暖化ガス排出量をどのように削減して地球を救うのか、その方針を提示するために約200の国と地域の代表が集まった。開会式では、アロク・シャーマCOP26議長が、「私たちが共有する惑星は、悪い方向へ向かって変化している。これは誰もが承知していることで、対策をとるには誰もが一致しなくてはならない」と述べた。  11月2日には岸田総理も訪問し、アメリカ合衆国のジョセフ・バイデン大統領と懇談を ...

    ESGニュース

    2021/11/7

    気候脆弱国フォーラムCVFがCOP26で「気候非常事態協定」求める

    地球温暖化により深刻な影響をこうむると考えられる世界48か国の途上国が加盟する気候脆弱国フォーラム通称CVF※1が現在、英グラズゴーで開催中の気候変動対策を話し合う国連会合COP26で期待する結果についてマニフェストを採択した。内容は、気候変動の影響に最も脆弱な人々を保護するために必要とされる緊急アクションを国際社会に呼びかけている。 1.「気候非常事態協定」を実現することを求める ・2020年から2024年まで、途上国に年間1,000億ドル(約11兆4000億円)の気候変動対策資金を提供するためのデリバ ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/11/3

    SBTiが世界初企業向けネットゼロ基準発表

    Science Based Targets initiative(以下SBTi)は、科学的根拠に基づいた企業のネットゼロ目標設定に関する世界初の基準を発表した。  同スタンダードに認定されるには、企業の脱炭素戦略が、パリ協定の努力目標である「地球温暖化を1.5℃に抑える」ことと一致していることが条件となる。2021年8月には、80社以上の企業が本規格のロードテストに参加し、検証プロセスは来年、正式に開始される。SBTiは、パイロットスキームの一環として、ネットゼロ目標が認定される最初の7社の企業を挙げてお ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/10/31

    日本の銀行5社、ネットゼロ銀行アライアンスに加盟

    国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEPFI)が主導する「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(以下NZBA)」には、現在(2021年10月31日)、37カ国の88の銀行が加盟しており、それらの銀行の総資産は米65兆ドル(約6,500兆円)もの世界の銀行資産額の3分の1以上を占める。NZBAに加盟している銀行は、2050年までに融資や投資のポートフォリオから排出される温室効果ガス排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)とすることを約束している。日本の金融機関5社がNZBAに参加しており、三菱UFJと野村に続き、10 ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/10/29

    アル・ゴア「ジャスト・クライメート」投資ファンド設立

    元米国副大統領アル・ゴアと元ゴールドマン・サックスCEOのデビッド・ブラッド氏は、各国が気候変動への対応を迫られる中、世界的に温暖化ガス排出量を実質ゼロにすることを目的とした新しい資産運用会社を設立した。 同資産運用会社「ジャスト・クライメイト」は、世界の気温上昇を1.5度に抑えるためのソリューションに投資する計画を明らかにした。同ファンドは、これまで投資家が無視してきた、世界経済の中で最も脱炭素化が困難な分野を投資対象とするとともに、国連が2050年までに年間3兆ドルと見積もっている、温室効果ガスネット ...

    ESGニュース ThinkESGプレミアム会員限定

    2021/10/24

    日本の保険会社3社、国連ネット・ゼロ投資アライアンスに加盟

    日本の大手保険会社3社が、国連が設立したネットゼロアセットオーナー・アライアンスに加盟し、同イニシアチブの賛同企業は53社となった。  日本の日本生命保険相互会社、住友生命保険相互会社、明治安田生命保険相互会社が加盟を発表した事で、合計1.4兆米ドル(約15.9兆円)の運用資産(AUM)を誇る保険会社が2050年までにネット・ゼロのポートフォリオを構築することを約束し、パリ協定の温暖化を1.5℃に抑えるという目標に沿って5年ごとに中間目標を設定するという。  同アライアンスは、わずか2年の間に、12の設立 ...

    © 2025 ThinkESG