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日本の銀行5社、ネットゼロ銀行アライアンスに加盟
国連環境計画・金融イニシアチブ(UNEPFI)が主導する「ネットゼロ・バンキング・アライアンス(以下NZBA)」には、現在(2021年10月31日)、37カ国の88の銀行が加盟しており、それらの銀行の総資産は米65兆ドル(約6,500兆円)もの世界の銀行資産額の3分の1以上を占める。NZBAに加盟している銀行は、2050年までに融資や投資のポートフォリオから排出される温室効果ガス排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)とすることを約束している。日本の金融機関5社がNZBAに参加しており、三菱UFJと野村に続き、10月中に新たに3社(三井住友ファイナンシャルグループ、みずほファイナンシャルグループ、三井住友トラストホールディングス)が加盟した。
NZBAに参加する銀行は、科学的根拠に基づく強固なガイドラインを用いて、2030年またはそれ以前までの中間目標を設定し、50年までにネットゼロを達成するために短期的な行動と説明責任を果たすことにコミットしている。
また、同イニシアチブのコミットメント・ステートメントでは、NZBAに参加するための前提条として、すべての銀行は、以下のことを実施する。
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