投資信託の格付け評価を中心とした金融・投資情報プロバイダーであるモーニングスターのESG評価事業とインデックス事業の強みを生かし、低炭素社会への移行において同業他社をリードする企業を投資対象とする新インデックス・シリーズがリリースされた。
モーニングスター株式会社(以下「モーニングスター」)は、ESG格付・調査のデータプロバイダーであるモーニングスター・サステナリティクスと、急成長しているグローバルインデックスプロバイダーであるモーニン グスター・インデックスとの戦略的協業により、「モーニングスター低炭素移行リーダーズ(LCTL) インデックス(英:Low Carbon Transition Leaders)」を発表した。
LCTLは9つの新しいグローバル、地域、単一国のベンチマークを提供し、低炭素経済への移行に向けた行動において同業他社をリードする、あらゆるセクターの幅広い企業を投資対象としている。同インデックス・シリーズは、サステナリティクスの低炭素移行レーティングを含む、具体的で将来を見据えた指標によって支えられている。
モーニングスター・インデックスESGプロダクト・マネジメント・グローバル・ディレクターのロブ・エドワーズ氏は新指数について以下のようにコメントをしている。
「投資家は、投資リスクの管理であれ、投資機会の追求であれ、気候変動が市場に与える影響の拡大に注目しています。我々の顧客は、このシナリオで成功し、生き残るために最も適した企業を特定し、投資するためのシンプルで透明性の高い方法を求めている。当社の低炭素リーダー企業は、市場シェアとイノベーションを守り、成長させるために、このような状況下で事業を進化させる方法を理解している経営陣を擁する企業です」。
ロブ・エドワーズ氏、モーニングスター・インデックスESGプロダクト・マネジメント・グローバル・ディレクター
本インデックスは、親インデックスの企業をセクターごとにグループ化し、「低炭素移行リーダー・スコア」の合成値によってランク付けし、各セクターの時価総額上位50%の企業を捕捉することによって、気候移行リーダーを特定する。
低炭素移行リーダーの評価方法
「低炭素移行リーダーズ・スコア」は、
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