ESGニュース

国連事務総長:気候変動は最重要課題

グテーレス国連事務総長はコロンビア大学で開催されたパネルディスカッションの中で「惑星の状況」と題した演説を行い、気候変動を最も喫緊な課題だとして強調した。

「大気汚染や水質汚濁は年間900万人の死亡につながっており、これは新型コロナウイルスパンデミックの犠牲者の6倍以上である」と述べた。

中国、EU、米国、イギリス、日本、韓国などの目標設定について触れた上で、2050年までのネット・ゼロ移行に向けた計画の重要性を訴えた上で、各国・企業各個人のコミットメントを仰いだ。

「2021年の国連の中心課題はカーボンニュートラルだ。来年は脱炭素化達成に向けた量子飛躍の年となると強く確信している。すべての国、都市、金融機関、企業は、2050年までに温暖化排出量実質ゼロに移行する計画を採用すべきである。」

日本企業はグテーレス事務総長の呼び掛けに答え、更なるカーボンニュートラルに取り組むことを期待したい。


参考リンク

United Nations Secretary General:Secretary-General's address at Columbia University: "The State of the Planet" [scroll down for language versions]

ThinkESGプレミアム

プレミアム会員になる

-ESGニュース

© 2024 ThinkESG

ThinkESGプレミアム会員になりませんか?

ThinkESGプレミアム会員募集中!月々ワンコイン(495円税込み)で、最新のESGニュースやブログが読み放題!

あなたのESGリテラシー向上にお役立てください。