pwcはESG投資に関する最新調査レポートを発表した。
その中で、運用会社のESG情報開示と投資家のESGリテラシーの重要性について触れられていた。データ矛盾や情報不足が課題として取り上げている。800人以上の個人投資家を対象に行った調査では、ESG投資を行わない理由の3分の1以上が、投資に対するESGの影響を客観的評価が曖昧だからと回答している。
(データ元:pwc)
『正確なESG関連データや影響に関する情報を収集、評価、報告することができる資産運用会社は、ESGを重視する投資家の信頼を勝ち取り、その結果、商品への資金流入を増やすことができるだろう。』
また、86%の投資顧問はESG問題に関する知識の普及は投資自体の持続可能性を高めると回答した。投資運用会社は、自社の従業員の教育だけでなく、サステナブルなお金の流れのメリットと重要性について投資コミュニティへ普及させることができるとレポートの中で述べられている。これらの取り組みの最たるものは、個人投資家の教育であり、持続可能性を中心とした投資方法への移行を合理化することである。
参考リンク:
pwc:2022 - The growth opportunity of the century - Are you ready