ノルウェーのあるオンライン食料品店では、買い物かごに入れた商品がどれだけ環境に配慮しているかを示すレシートを導入して以来、二酸化炭素排出量の多い商品の販売数が減少している。
オンラインショップOdaによると、レシートのおかげで顧客が二酸化炭素排出量の多さを認識したため、赤身肉やその他の持続可能性の低い商品の注文が減少したとのことだ。
また、オンライン食料品店では、不必要な消費を減らすために、持続可能性の低い商品の複数購入特典を避け、ビニール袋の代わりに再利用可能な段ボール箱を使って配達している。
Odaのサステナビリティディレクターであるフークス氏は、次のように述べている。「当社のお客様からは、何が気候にやさしいのか、ほとんどわからないとお聞きしました。これは解決すべき重要な課題だと考え、排出量を簡単に伝える方法を探し始めた。」
私たちは、お客様に何を買い、何を避けるべきかを指示するのではなく、お客様のご要望にお応えするために、『気候レシート』を開発しました。
Odaのサステナビリティディレクター、ルイーズ・フークス氏
レシートには各商品の環境評価が記載されている。Odaはノルウェーの気候研究機関シセロと共同で、商品を高排出量、中排出量、低排出量に分類した。昨年1月からは、
ここから先は「ThinkESG プレミアム」会員限定の
コンテンツです。
4つの特典が受けられる「ThinkESG プレミアム会員(1ヶ月定期購読)」の詳細についてはこちらをご覧ください。
「ThinkESG プレミアム会員(1ヶ月定期購読)」へはこちらからお申し込みいただけます。