ブルームバーグNEF(BNEF)が主要な石油・ガス会社41社を対象に、脱炭素社会への移行への備えを評価した「石油・ガス・トランジションスコア」を発表した。オランダのシェル、フランスのトタルエナジーズ、スペインのレプソルは、気候変動リスクの管理および低炭素社会に向けたビジネスモデルの形成においてトップ3にランクイン。この採点では、より環境に優しい技術の開発、移行リスクへの対応、低炭素ビジネスへの投資レベルなど、幅広い尺度が採用された。
本報告書では、欧州の石油・ガス大手が引き続き高い評価を得ており、上位10社のうち8社がランクインした。また、日本のENEOSとPTT(タイ)は、脱炭素社会への移行への投資額を増やし、9位と10位にランクインした。
本報告書の主な結果は以下の通りにまとめた。
- 脱炭素社会への移行に資する技術開発で優位に立つ欧州企業が、上位10位中8位を占め、トランジション・スコアをリードしている。
- アジア企業では、
ここから先は「ThinkESG プレミアム」会員限定の
コンテンツです。
4つの特典が受けられる「ThinkESG プレミアム会員(1ヶ月定期購読)」の詳細についてはこちらをご覧ください。
「ThinkESG プレミアム会員(1ヶ月定期購読)」へはこちらからお申し込みいただけます。