インパクト投資は社会を変える?
以前のブログでも取り上げたインパクト投資。 SDGsを達成するための手段として、ポジティブな社会的インパクトを意図とし、そのインパクトの持続可能性を支えるために経済的リターンを求める投資方法であるインパクト投資が注目を集めている。インパクト投資家は、投資先企業と連携しながら自身の投資がもたらした社会・環境面の影響について評価を実施。なお、インパクト評価においては、投資先企業の事業評価のみならず、投資家の投資先決定プロセスや投資先企業への非資金的支援を評価する。 今回のブログではその商品を紹介する。 マネッ ...
CDP:日本企業66社が環境保護Aリストにランクイン
世界規模の情報開示システムを運営する、英国の慈善団体が管理するNGOであるCDPが2020年の「Aリスト」を公表した。国別のランキングでは、日本企業の66社がAリストにランクインし、その数は世界トップとなった。 「Aリスト」は、気候変動、森林、水の安全保障の3つのテーマに関するアンケート調査をCDPが数千社を対象に実施し、年次開示に基づいた環境への透明性の高さと取り組みに優れた企業を紹介している。 開示内容の詳細さや網羅性、気候変動問題に対する企業認識や管理方法、気候変動への取り組みの進捗状況などをスコア ...
パリ協定から5年:360企業が1.5℃目標へ ソニー・味の素・アスクルも参加
12月12日に、パリ協定採択から5年を迎える。これを機に、温暖化による世界の気温上昇を産業革命以前のレベルから1.5°C未満に抑え、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることを目指す「BUSINESS AMBITION FOR 1.5°C」のキャンペーンに世界360の企業が賛同した。この数は昨年のマドリードでの第25回気候変動枠組条約締約国会(COP25)議開催時よりも2倍以上多い。 これらは、43のセクター50の国にまたがり、合計で1,200万人以上の従業員を擁している。最近賛同した企業とし ...
国連事務総長:気候変動は最重要課題
グテーレス国連事務総長はコロンビア大学で開催されたパネルディスカッションの中で「惑星の状況」と題した演説を行い、気候変動を最も喫緊な課題だとして強調した。 「大気汚染や水質汚濁は年間900万人の死亡につながっており、これは新型コロナウイルスパンデミックの犠牲者の6倍以上である」と述べた。 中国、EU、米国、イギリス、日本、韓国などの目標設定について触れた上で、2050年までのネット・ゼロ移行に向けた計画の重要性を訴えた上で、各国・企業各個人のコミットメントを仰いだ。 「2021年の国連の中心課題はカーボン ...
脱炭素投資のトレンドとは?④商業・不動産・建設業
脱炭素投資のトレンドについてシリーズでお届けしているが、産業部門、運輸部門に続いて温暖化ガス排出量の多い分野とされる商業・サービス・事務所などを含む業務・その他部門を取り上げる。 業務その他部門とは? そもそも業務・その他部門では、事務所、店舗、ホテル、学校といった建築物におけるエネルギー消費及びそれに起因する二酸化 炭素排出量を測定されている。 脱炭素化を議論する際、注目されがちなのが産業分野だが、オフィスビルを含むこの部門のエネルギー消費は膨大である。環境省が公開している2018年度のエネルギー転換部 ...
pwc レポート:ESG普及には情報開示とリテラシーが重要
pwcはESG投資に関する最新調査レポートを発表した。 その中で、運用会社のESG情報開示と投資家のESGリテラシーの重要性について触れられていた。データ矛盾や情報不足が課題として取り上げている。800人以上の個人投資家を対象に行った調査では、ESG投資を行わない理由の3分の1以上が、投資に対するESGの影響を客観的評価が曖昧だからと回答している。 (データ元:pwc) 『正確なESG関連データや影響に関する情報を収集、評価、報告することができる資産運用会社は、ESGを重視する投資家の信頼を勝ち取り、その ...
アメリカ: ESG投資 17兆ドル越えに
ワシントンに本部を置くサステナブルで責任あるインパクト投資を促進する協会、US SIF(The Forum for Sustainable and Responsible Investment)は、米国での責任投資の現状を2年に1度まとめたレポート、「US Sustainable and Impact Investing Trends」を発表した。責任投資資産総額は2018年初頭の12.0兆ドルから2020年初頭の17.1兆ドル(約1770兆円)へと42%増加している。 この額は、米国の資産運用会社が運用 ...
編集長のESG投資日記①: 2020年に選んだESG投資信託のリターンは12%を超えた。
(2020年1月27日〜11月24日時点) 今年は、ESGを重視した投資信託のセレクションで、どれくらい安定的かつ平均を上回る実績を残せるか、実践してみようと思っていました。 1月27日に投資を開始し、11月24日時点で計6本の投資信託に投資した結果、トータルリターンは12%を超えるまでに至っています。 日本の株式市場の全銘柄を代表するTOPIX(東証株価指数)が年間+4.2%の値上がりと考えると、かなり良い結果を残せることができたと思います。 さて、ESG投資の考え方からどのファンドを選択したのか、そし ...
モーニングスター:運用会社のESGレーティングを公表
モーニングスターはファンド、資産運用会社、株式の分析にESG要素を取り入れ始めた。 アナリストは、ファンドや資産運用会社に対してどの程度ESG要素を取り入れているかを調査。「Leader」「Advanced」「Basic」「Low」の4段階の「ESGコミットメントレベル」を割り当てる。モーニングスターはこれまでに、100以上の戦略と40の資産運用会社を対象とした評価を実施している。 第1回ESGコミットメント・レーティングで対象となった40の資産運用会社のうち、カルバート、パルナサス、ロベコ、スチュワート ...
WBA:人権重視する大手企業格付けを発表
国連財団、英保険大手AVIVA、蘭NGOによる、世界の大手企業のSDGs達成貢献度を評価するWorld Benchmark Alliance(WBA)は企業の人権への配慮を評価する「企業人権ベンチマーク」(英:Corporate Human Rights Benchmark)を発表した。 農産物、アパレル、採取産業、ICT製造企業199社を対象に3テーマ13項目の基準に沿って評価を実施。日本からは16社がランクインした。今回の調査では、自動車産業も初めて調査対象となり、日本の自動車メーカー7社も格付けされ ...