shin83

ESGニュース

2021/1/18

EU:2035年までにゼロエミッション航空機へ

20年12月9日、欧州委員会は2035年までに市場に出回る航空機をゼロ・エミッション航空機へ、2030年までに500km未満の距離を走行する交通機関を脱炭素化することを「持続可能スマートモビリティ戦略(Sustainable and Smart Mobility Strategy)」の中で掲げた。これは2050年までにEU輸送部門のCO2排出量90%減を目的とする。 航空・水上輸送は、他の輸送手段よりも脱炭素化の課題が大きい。鉄道や近海輸送など他の交通機関の利用を促すほか、再生可能で低炭素の液体・気体燃料 ...

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2021/3/16

2021年のESG投資予測

新年を迎えてから早11日間。まだまだ新型コロナウイルス感染収束の兆しはない。 そんな中、2021年のESG投資の行方はどうなるか?今回は2021年のESG投資予測を4つにまとめた。 1. 脱炭素の加速 昨年、各国が次々に脱炭素化を目指す声明を発表したのことは記憶に新しい。ヨーロッパと中国に続いて、日本と韓国も国をあげた野心的なネットゼロ目標を立てている。バイデン次期大統領の就任後、アメリカも早速脱炭素化へ向けてアクセルを踏み出すだろう。 世界的な脱炭素化への動きにより価格の低迷が予測される原油とは対照的に ...

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2021/3/16

[ESG動画] 渋澤健氏が語る、ESG投資実践にあたってのアドバイス

 今回のThinkESG特別インタビュー第二部の動画ではコモンズ投信取締役兼ESG最高責任者の渋澤健さんを迎え、「ESG投資実践にあたってのアドバイス」をテーマに、編集長の古野が対談します。 主なトピックはコモンズ投信として「投資リターンをどう考えるか」、「投信会社を選ぶ際に重要なこと」、「コモンズ投信が重視している投資判断基準や情報」など、より実践的な話題について対話します。 (インタビュー第一部の動画: 「渋沢栄一の玄孫に聞く社会を変えるESG投資とは?」はこちらから) -- 渋澤健氏が語る、ESG投 ...

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2021/1/13

[ESG動画] 渋沢栄一の玄孫に聞く社会を変えるESG投資とは?

--「渋沢栄一の玄孫に聞く社会を変えるESG投資とは?」--  今回のThinkESG特別インタビューでは、今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公、さらに「日本の資本主義の父」として新一万円札の顔に選ばれた渋沢栄一の玄孫にあたる渋澤健氏を迎え「社会を変えるESG投資」をテーマに対談しました!  渋澤健さんは、コモンズ投信 取締役会長 兼 ESG最高責任者として多方面で活躍するESG投資のスペシャリストです。その渋澤さんをスペシャルゲストに迎え、聞き手にはThinkESG編集長の古野 真とライターの伊 ...

ESGニュース

2021/1/13

民主党ジョージア州で勝利:環境政策加速か

米ジョージア州で行われた2つの上院選で民主党が勝利した。2名の民主党候補当選により、バイデン次期大統領による環境政策が可決しやすくなると考えられる。 バイデン氏の公約には、クリーンエネルギー転換を促進する2兆ドルの経済計画が含まれている。また、2035年までに電力部門からの脱炭素化、2050年までに国全体の温室効果ガス排出量ゼロを目指す。これまで政策を可決する上で、上院の共和党の存在がネックになっていた。 新たに大胆な気候変動関連法を可決するには上院で過半数以上の議席が必要になる。公約すべての実行には課題 ...

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2021/1/6

金融庁:サステナブルファイナンス有識者会議を設置

金融庁は産業界・金融界・学者・関係省庁から構成される「サステナブルファイナンス有識者会議」の設置を発表した。日本政府は2050年までのカーボンニュートラルの実現を掲げているが、「経済と環境の好循環」を作り出すには国内外の成長資金が企業の取組みに活用される必要がある。この会議は、金融機関や金融資本市場の機能を適切に発揮させることが狙いだ。 また、今後有識者会議の下に、企業等がソーシャルボンド発行に参照できる指針の策定を検討する会議体を設置する予定だ。科学的根拠に基づき、透明性のある仕組み作りにより、各産業界 ...

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2021/1/6

バイデン氏:就任100日目までに気候変動サミットを計画

バイデン次期大統領は、就任後100日にあたる5月1日までに主要国の首脳を集めて気候変動サミットを開催する計画を発表した。菅総理も招待される見込みだ。 また、米国のパリ協定への復帰と遅くとも2050年までにCO2排出量ゼロを掲げた公約を声明の中で強調した。トランプ政権は2017年6月、協定の経済的コストの高さと米国にとっての不公平さを理由に協定からの離脱を表明、2020年11月の選挙直後に離脱が発効した。協定を批准したのは189カ国で、正式に脱退したのは米国だけである。 新政権になり、再びアメリカが環境課題 ...

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2021/1/13

渋沢栄一の玄孫と考える「社会を変えるESG投資」

今年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』の主人公、「日本の資本主義の父」として新一万円札の顔に選ばれた渋沢栄一。今回のThinkESG特別インタビューでは、渋沢栄一の玄孫にあたり、コモンズ投信 取締役会長 兼 ESG最高責任者である渋澤健氏を迎え、「社会を変えるESG投資」をテーマに対談をした。 第一部:「見たい未来を創るための投資」 投資とは何か? 渋澤:投資は「資金を投げる」と書くので、多くの日本人にとって大切なお金をどこかに投げてしまう、というイメージがあると思います。でも、英語で表現すると内側(in) ...

ESGニュース

2021/1/13

JLL不動産:2030年までにCO2排出実質ゼロを公約

アメリカシカゴに本社を構える総合不動産サービス大手、JLLは自社の建物において2030年までに二酸化炭素排出実質ゼロ達成を公約し、世界グリーンビルディング協会(WorldGBC)が提唱するネット・ゼロカーボンビルディングコミットメント(The Net Zero Carbon Buildings Commitment)に署名した。 このコミットメントは、2018年9月13日に開催された世界気候行動サミットにおいて開始された。以来、署名数は年々増え続けており、80カ国以上の資産や事業を展開している。 JLLは ...

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2021/1/1

【編集長のESG投資日記②】2020年ESG投信で+17.7%リターン獲得

2020年は、ESGを重視した投資信託のセレクションでどれくらい安定的かつ平均を上回る実績を残せるか、に挑戦してきました。コロナ禍において、市場は上半期の下落からワクチンの早期実用化への期待で大きく値上がりし、現在は高値に至りました。そして筆者が選択したESG投信の12月27日時点のトータルリターンは、TOPIX*(年率5.8%)とNikkei225※(年率13.5%)を大きく上回ることが出来ています。 前回の投資日記(11月24日時点)ではトータルリターンは12%を超えたことをお伝えしましたが、先月の1 ...

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