shin83

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    2022/3/11

    IPCC最新報告書による気候変動の影響に関する6つの大きな知見

    はじめに 2022年2月28日、気候変動に関する政府間パネル(以下IPCC)の第6次評価報告書の第2 作業部会(気候変動に関する影響・適応・脆弱性)報告書が発表された。 IPCCは、67カ国から270人の著者が参加し、34,000の研究成果から構成されたものである。今回の報告書は、気候変動の影響の激化と将来のリスク、特に資源が乏しい国や社会から疎外されたコミュニティにとってのリスクについて、どのような適応アプローチが最も効果的で実現可能か、また、どのグループの人々や生態系が最も脆弱であるかについても詳しく ...

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    2022/3/10

    EU、ロシアガス輸入を3分の2削減する計画を発表

    欧州委員会は、今年中にロシアからの天然ガス輸入量を3分の2に削減する計画を発表した。 ブリュッセルからの提言は、欧州のロシアとのエネルギー関係を長期的に断ち切る方法を議論するEU首脳会議の直前に発表された。 同発表は、ロシアのウクライナ侵攻を踏まえ、2030年よりかなり前に欧州連合(EU)加盟国をロシアの化石燃料から独立させる計画「REPowerEU」の一環だ。 REPowerEU REPowerEUは、ガス供給の多様化、再生可能ガスの普及促進、暖房や発電におけるガスの代替の導入を加速させることにより、E ...

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    2022/3/5

    各国の年金基金がロシア株撤退で反戦示す

    現在、ロシアのウクライナ侵攻で戦闘は一層激しさを増しており、世間を騒がせている。そんな中、反戦運動も活発になってきており、中でも世界各国の年金基金がロシア関連株から撤退し始めている。デンマーク、米国のニューヨーク州、コロラド州、カナダの事例を取り上げてまとめる。 ーデンマークの「アカデミカ年金」ー デンマークのジェントフテにあるアカデミカ年金は、ウクライナ侵攻を受け、ロシアの全保有株式を投資ポートフォリオからブラックリスト化したと声明で発表した。 1280億クローネ(195億ドル/約2.3兆円)の年金ファ ...

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    2022/3/2

    欧米で再エネ関連株が上昇、ロシアのウクライナ侵攻が引き金

    ロシアのウクライナ侵攻の影響で、再生可能エネルギー関連企業の株価が急上昇した。再生可能エネルギーへの投資の重要性が高まった、との認識が広がったのが原因だと思われる。 欧州再生可能エネルギー指数(ERIX)は2月24日に9.3%も上昇。Orsted(*1)、Siemens Gamesa Renewable Energy(*2)、Vestas Wind Systems A/S(*3)の株価はいずれも10%以上、上昇した。 ロシアガス依存の現状 しかし、欧州経済はエネルギー供給をロシアに大きく依存している。ロシ ...

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    2022/3/2

    第3回ESGファイナンス・アワード・ジャパン受賞者決定

    環境省では、2月28日に第3回目のESGファイナンス・アワード・ジャパンの受賞者を決定した。「ESGファイナンス・アワード・ジャパン」とは、令和元年にESG金融の普及・拡大に向け、ESG金融または環境・社会事業に取り組み、インパクトを与えた投資家、金融機関、金融サービス事業者、企業などについて、その取り組みを表彰するものである。表彰部門には、投資家部門、資金調達者部門、環境サステナブル企業部門を含め、他に以下の表彰部門がある。 受賞者一覧 〔投資家部門〕/〔アセットマネジャー部門〕 金 賞:ヌビーン・ジャ ...

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    2022/2/24

    オランダ年金基金、1.5℃目標にコミットしない企業への投資は2024年以降中止

    オランダ第二位の年金基金PFZWは2月16日、パリ協定の目標に沿わない活動を続ける化石燃料関連企業への投資を2024年以降は行わないと発表した。PFZWはオランダの医療・福祉部門の職員を対象とする年金基金であり、約300万人分の資産を運用し約2780億ユーロ(約36億兆円)の資産を保有している。 温室効果ガス排出量の削減目標を明確に示していない企業から段階的に売却し、2022年末までにパリ協定の1.5℃目標にコミットしない企業への投資は、2023年に取りやめる予定だ。 各企業の気候変動戦略については、 短 ...

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    2022/2/23

    シンガポール、2030年までに炭素税80ドルに引き上げ

    近年、脱炭素に向けた政策が先進国をはじめとして進められている。そんな中、新興国シンガポールが、2月18日に発表された新たな気候変動目標の達成に向けたより野心的な動きをみせた。 ローレンス・ウォン財務相は、予算演説で、2050年頃までに排出量をゼロにするためには、より高い炭素税が必要だとし、シンガポールの炭素税を、現在の排出量1トン当たり5シンガポールドル(約430円)から、2030年までに50から80シンガポールドル(約7千円)に引き上げることを発表した。 炭素税の引き上げは、企業に確実性を与えるために段 ...

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    2022/2/21

    ニューヨーク州年金基金、シェールオイル・ガス会社からダイベストメントへ 

    ニューヨーク州職員退職年金基金(NY State Common)が21のシェールオイル・ガス会社から投資撤退(ダイベストメント)を行うと発表した。ニューヨーク州のリズ・クルーガー上院議員は今回の決断の理由について以下の声明を発表した。 今回の売却は、保有資産2億3800万ドル(約274億円)に及ぶもので、当基金の歴史において最大の売却行動であり、オイルサンドや石炭関連会社からの売却に続いて行われるものである。 これらの行動は、2025年までに最もリスクの高い化石燃料企業から投資撤退し、2040年までにポー ...

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    2022/2/20

    GHG排出量会計基準の標準化に向けて「カーボン・コール」結成

    近年、世界的に脱炭素に向けた取り組みが進められているが、その中の課題の一つに排出量の算定・会計の正確さが求められている。  そんな中、マイクロソフト、国連環境計画、コーポレート・リーダーズ・グループ ヨーロッパなど20以上の主要機関が10日、今世紀半ばまでに温室効果ガス(GHG)排出実質ゼロ(ネットゼロ)に到達するため、信頼性の高い、相互運用可能なGHG排出量会計システムの構築を加速させるためのイニシアチブ「カーボン・コール」を発表した。「カーボン・コール」は科学、企業、財団、政府間組織からの集団行動、投 ...

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    2022/2/26

    【特別インタビュー】ESGウォッシュとESG投資の今後の展望

    ThinkESGの4回目のインタビューは、高崎経済大学 学長である水口剛先生。 水口先生は、環境省「グリーンボンドに関する検討会」、「ポジティブインパクトファイナンスタスクフォース」、金融庁・GSG国内諮問委員会共催「インパクト投資勉強会」、金融庁「サステナブルファイナンス有識者会議」において座長を歴任された、ESG投資や非財務情報開示に関する専門家でいらっしゃいます。 今回は、金融庁でも対応の検討が始まった「グリーンウォッシュ」や「ESG投資に今後必要なこと」について、ご意見やお話を伺いました! 高崎経 ...

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