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大手保険会社アリアンツ:ネットゼロ投資への中間目標設定

ドイツの世界大手保険会社アリアンツは2050年までに投資先企業の温室効果ガス排出量実質ゼロ達成に向けて、保険ポートフォリオの特定資産クラスに関する中期気候変動目標を初めて設定した。2025年までに、契約者ファンドのポートフォリオに含まれる温室効果ガス排出量を2019年比で25%削減を目指す。

従来の投資基準に加え、パリ協定で掲げられた世界平均気温上昇を1.5度に抑える目標に適合するか、すべての株式および社債が見直されることになる。さらに、2025年までに投資対象の不動産による温暖化ガス排出量の経路は、科学的根拠に基づいて1.5度C目標に整合させる。毎年進捗報告することで情報の透明性を高める。

さらにアリアンツは社内でもサステナビリティ向上に努める。グローバル・サステナビリティ機能を指揮するチーフ・サステナビリティ・オフィサー(CSO)を新創するほか、事業運営のグリーン電力割合を2023年までに100%に引き上げ、使い捨てのプラスチックや紙の使用量削減を目指す。CSRでは、事業所における恵まれない子供や若者への支援を拡大する計画である。

世界大手の保険会社が掲げた野心的な目標が、競合のESG投資への取り組みにどのような影響を与えていくのか注目しながら、日本の生保・損保が気候変動に配慮した積極的な投資方針を掲げることを期待したい。


参考リンク

Alllianz:Allianz sets climate targets for specific asset classes in the insured portfolio and strategically expands sustainability

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