昨年11月にグラスゴーで開催された国連気候変動会議COP26をはじめ、気候危機に対する政府や企業の取り組みが加速してきている。そんな中、世界経済フォーラム(WEF)が、2022年グローバルリスク報告書を公開した。報告書には、今後10年間の世界の重大リスク・トップ3に「気候変動対策の失敗」「異常気象」「生物多様性損失」が選出された。今回のESGニュースでは、報告書作成の経緯と、気候変動対策の失敗を防ぐために取るべき政策をまとめる。環境問題以外にも、「生活危機」、「社会的分断」、パンデミックの回復にばらつきがあることなどが上位のリスクとして挙げられている。報告書は、社会的格差が拡大するリスクは、パンデミックによって引き続き悪化すると警告しており、世界経済の回復は今後数年間は一様ではなく、不安定になる可能性があると警告している。
はじめに、2022年グローバルリスク報告書にトップメッセージは、
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