金融庁は産業界・金融界・学者・関係省庁から構成される「サステナブルファイナンス有識者会議」の設置を発表した。日本政府は2050年までのカーボンニュートラルの実現を掲げているが、「経済と環境の好循環」を作り出すには国内外の成長資金が企業の取組みに活用される必要がある。この会議は、金融機関や金融資本市場の機能を適切に発揮させることが狙いだ。
また、今後有識者会議の下に、企業等がソーシャルボンド発行に参照できる指針の策定を検討する会議体を設置する予定だ。科学的根拠に基づき、透明性のある仕組み作りにより、各産業界で脱炭素化への取り組みが本格化し、グリーン投資拡大に繋がるなることを期待したい。
有識者メンバーにはThinkESG特別インタビューで取材した、コモンズ投信取締役会長 渋澤健氏も抜擢されている。
(出処:金融庁)
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